継続依頼が来る!クライアントに喜ばれる美容記事の書き方
文章を書く、という仕事は個人の感覚が問われる難しいもの。
そうイメージするかもしれません。
マニュアル通りに記事を書いたのに、テストライティングに落ちてしまう……
そんな悩みを抱える時期は誰にでもありますよね。
プロクラウドワーカーになった私でも、テストライティングに落ちることはあります。
クライアントが求める雰囲気ではなかったり、スキルがマッチしないと簡単に落とされます。
プロライターだってバンバンテストから振り落とされるんですよ 笑
でも、「毎回のようにテストに受からない……」という方は文章の見直しが必要。
今回の記事では、主に商品紹介タイプのライティングをするときのコツをお伝えしまーす。
すべての方に参考になると言われると微妙かもしれませんが……、ライティング初心者でなにからスキルアップすればいいのかわからない方は是非読んでみてください。
「ムダのない」文章を書くこと、それがライターとしてのスキル
クラウドソーシングサイトでライターデビューした当時、テストライティングにチャレンジしてもなかなか受かりませんでした。
その原因は主に2つあったと分析しています。
それは……
①実績が少ない
②文章がまわりくどい
この2つですかね。 (あくまでも個人的な分析です)
実績が少ないのは、地道にタスクをこなしていけば誰でも解決できます。
しかし、文章スキルは意識しないとブラッシュアップできないので困っちゃいますね。
デビューしたころの文章を見返してみたんですが、今の私から見たら
「めっちゃムダある~www」という発見がありました。
これは食いつくクライアント少ないよな~文字単価低い案件しかゲットできないな。
そう納得しましたね。
「自分の文章にムダはない」と思っていても、意外とムダだらけなんですよ。
わかりやすいように、化粧品の紹介の例文を2つ出して比較してみますね。
最近私が使い始めたアクセーヌの化粧水を例にしてみます。↓コレ
つかみどころがはっきりしない化粧品紹介例
「アクセーヌのモイストバランスローションは、潤いをたっぷり与えられる化粧水として人気です。乾燥肌でも満足できる保湿力で、ベタつきが残らないのも人気のポイントだと思います。量がたっぷり入っていてコスパもよく、使い続けやすさもピカイチ。マイルドな使い心地は敏感肌の方でも満足できます。」
一見美容記事にありがちですけど、これはクライアントに喜ばれない文章です。
初めてこの化粧水を知る人でも理解しやすい文章にするなら、次のようにリライトするといいのかな?と思います。
具体性を出した例
「マイルドな処方にこだわったスキンケアラインが魅力のアクセーヌ。モイストバランスローションはブランドの看板商品です。ナノカプセル化された保湿成分が素早く肌になじみ、ベタつきを残さない使用感が口コミで評価されています。デパコスブランドはコスパが悪いというイメージとは裏腹に、360ml入りで約6,000円という良心的な値段設定が人気の秘密です。」
どうですか?
2例目がすべて正解!というような完璧な文章ではありませんが、だいぶ具体的で初めてこの化粧水を知る方でもわかりやすいのではないでしょうか?
2つの文章の違いは、以下の3つです。
- 基準をはっきりさせる
- 「どうして人気なのか」理由を明確に伝える
- 断言する
この3つを意識するだけでも、商品紹介系の記事は格段に書きやすくなります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.基準をはっきりさせると読者が納得する
化粧品に対する感覚というのは、人ぞれぞれです。
だからこそ、基準を決めて説明するっているのがキモになってきます。
この化粧水の場合、コスパのよさに関して基準を決めて2例目では説明しました。
1例目では「量がたっぷり入っていてコスパもよく」と曖昧な説明のみで終わっています。
一方、2例目では「デパコスブランドはコスパが悪いというイメージとは裏腹に、360ml入りで約6,000円という良心的な値段設定」と具体的な数字で表現している違いに気づきましたか?
デパコスブランドの化粧水って本当に高価で、SK-IIだと360mlを1万円以下で買うことなんてできません。
このように比較基準を読者に簡潔にイメージさせることで、この化粧水を購入するメリットを伝えられるんです!
2.人気の理由を簡潔に伝える
読者が気になっているのは、「どうしてこの化粧品が売れているか」ということ。
ほかの化粧品との違いとは何なのかを明確に知りたいんです。
この化粧品だけでしか味わえない使用感とか、そんな情報を求めているんですね。
アクセーヌのモイストバランスローションは、超微細ナノカプセル化技術によって肌なじみのよさを実現しています。
しっとり系の化粧水にありがちなベタベタ感がなく、季節を問わずに使いやすいから1年中売れているわけですね(←アクセーヌのカウンターの方がおっしゃっていました)。
これこそがモイストバランスローションの強みです。
この特徴を簡潔に伝えられれば、商品紹介系の記事の依頼が飛び込んでくるようになりますよ。
その特徴を私流にまとめると「ナノカプセル化された保湿成分が素早く肌になじみ、ベタつきを残さない使用感が口コミで評価されています。」という文章になりました。
あくまでも一例なんで、参考程度に……笑
口コミで人気、とか評価されているという書き方にすることで客観性を出しています。
ライターの意見ゴリ押しの記事って好まれないんで、独自性を出しつつも他者の意見も取り入れてますよ~っていう書き方をするのがいいと考えています。
3.断言することはとっても大切
ライター初心者だと無意識にやってしまうのが、「~だと思います」という表現。
ライティングスキルがあればやらないことなんですが、これは絶対やってはいけない書き方です。
そんな文章、ライティングの世界では求められていません。
断言したはっきりした文章が必要なんです。
ブログとか、日記とかそういう記事だったら「私はこう思います!」って表現しても大丈夫です。
ただ、商品紹介系記事はNGですね。
「美肌の目指し方」とか、知識系の記事でもやめた方がいいです。
それをやめるだけでも、テストライティングのパス率上がるはず。
今まで意識していなかった方は、今日から見直してみてください。
文章のライティングは、経験+コツで上達する
プロクラウドワーカーの私目線で美容系記事の書き方のコツを紹介しました。
あくまでも一例ですし、まだまだ経験が少ない私の意見なのでツッコミ所はたくさーんあるはずです……
でも、こんな私でも「この記事もお願いしたいです!」とスカウトがどんどん飛び込んできていますよ。
スカウトが来るようなライターになるなら、まずは今回紹介した3つのコツを実践してみてください。
このコツを意識して経験を積み重ねれば、ライターとしてのスキルを磨けるはずです!
ということで、なんだか偉そうな記事になってしまいましたが……
本日はここまで。
断言するってアドバイスしたんでね、全体的にキリッとした記事になっちゃいました 笑
まだまだ未熟なんで、これからもっとスキル磨き頑張ります!!!!
長いのに最後まで読んでいただきありがとうございます~